
アイリスオーヤマ TD-SM3010T-WSH(2023年発売)とアイリスオーヤマ TD-SM3010-WSH(2022年発売)の違いをご紹介します。
実はアイリスオーヤマ TD-SM3010T-WSHとアイリスオーヤマ TD-SM3010-WSHの主な違いは1つだけなんです。
- モーションセンサーの感度調整機能(新型のみ搭載)
基本的な機能や操作性は同じです。
両モデルとも動画は最大1200件まで保存可能で(SDカード使用時)、SDカードを入れていない場合でも来訪者が呼び出しボタンを押した際の静止画を30件まで保存できます。
また、夜間のみはり録画時には赤外線LEDが作動して白黒での撮影が可能です。
どちらがいいのかですが、
がおすすめです。
それぞれの機能の違いや特徴を実際の使用シーンを交えながら詳しくご紹介していきますね。
*2つのモデルとも取付に業者の方にお願いすることができます。
ですが口コミを見る限りですと自分で設置して思った以上にカンタンにできたという声が多かったです。


目次
アイリスオーヤマ TD-SM3010T-WSHとTD-SM3010-WSHの違いを比較

引用画像元:楽天|TD-SM3010T-WSH(新型)
まず主な違いを確認していきましょう。
最初にお伝えしたとおり大きな違いは1つしかありません。
機能 | TD-SM3010T-WSH(新型) | TD-SM3010-WSH(旧型) |
---|---|---|
モーションセンサー | 感度調整機能あり | 標準感度(調整機能なし) |
モーションセンサーの性能の違い
新型では人の動きを検知するモーションセンサーの感度を調整できるようになりました。
例えば道路に面した玄関では感度を下げることで通行人の記録など不要な録画を減らすことができます。また、人が近づきにくい場所や死角になりやすい場所では感度を上げることで少しの動きも確実に記録できます。
旧型では感度が固定されているため設置場所によっては必要以上の録画が行われたり逆に記録し忘れてしまったりする可能性があるのが気になる点です。
モーションセンサーの有無によるメリットとデメリット
調整機能付きのモーションセンサーを搭載したテレビドアホンのメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット | デメリット |
---|---|
カスタマイズ可能な感度 | 設定が複雑 |
モーションセンサーの感度を調整できるため誤検知を減らし必要な動きだけに反応可能 | センサーの感度や範囲を適切に調整するのに慣れが必要 |
プライバシーの確保 | 初期設定の難しさ |
監視範囲の調整によって隣家や公道などのプライバシー侵害を防ぐ | 最初の設定で適切な感度や範囲を見つけるために試行錯誤が必要で、時間がかかることがある。 |
効率的な録画管理 | コストの増加 |
必要な場面のみ録画するように設定することで記録容量を節約し重要な映像の見逃しを防ぐ | 調整機能が追加されているため通常のテレビドアホンよりも価格が高くなる傾向 |
省エネルギー | 誤設定による問題 |
不必要な録画や通知をオフにすることで消費力を抑える | センサーの設定がうまくいっていないと誤検知や検知漏れが発生 |
お伝えしてきたように2つのモデルの違いはモーションセンサーの調整機能のみです。
人通りの多いところに設置をするのであれば新型が合っていると言えます。
TD-SM3010T-WSHとTD-SM3010-WSHの共通点

引用画像元:楽天|TD-SM3010T-WSH(新型)
2つのモデルには以下のような共通点があります。
見やすい大画面モニター
スマートフォンと同程度の4.3インチ画面は来訪者の顔がはっきりと確認できる大きさです。
お子様からお年寄りまで見やすい画面サイズで操作ボタンも大きく配置されているため直感的に使えるのが特徴だと言えます。
一般的なテレビドアホンの標準サイズ(5インチ)よりはやや小さめですが来訪者の顔や表情はしっかりと確認できるサイズです。
広い視野角で安心の見守り
2つのモデルとも110度の広角レンズを搭載。
そのため玄関前の様子を広く確認できます。例えば不審者が玄関脇に隠れていないかどうかも確認できますしお子様が友達と一緒に帰ってきたときも複数人をしっかりと映し出すことができるのがポイント。
安心して玄関先の様子を確認できる設計になっているんです。
充実した録画機能
SDカードを使用することで最大1200件の動画を記録できます。
1GBのSDカードで約100件の保存が可能で留守中の来訪者も後から確認できるので安心です。SDカードがなくても呼び出し時の静止画を30件まで本体に保存できるので大切な訪問記録を見逃すことがありません。
夜間でも見やすい赤外線LED機能
2つのモデルとも夜間のみはり録画時には赤外線LEDが作動して白黒での撮影が可能です。
暗い時間帯でも来訪者の様子をしっかりと記録できるので24時間体制での防犯対策が可能。これなら夜遅くに帰宅するお子様の様子も確認できて安心ですね。

引用画像元:楽天
TD-SM3010T-WSHとTD-SM3010-WSHの機能や特徴
ここでは2つモデルの主要な機能と特徴を実際の使用シーンを交えながら詳しくご紹介します。
みはり自動録画機能
みはり自動録画機能は以下のように動作します。
◎ 基本的な動作の流れ
・カメラの前を人が通ったときに自動で録画開始
・自宅周辺の不審者対策に活用可能
・SDカード使用時は最大1200件まで保存
・来訪者が呼び出しボタンを押さなくても自動で記録
リビングでくつろいでいるときでも玄関前の様子を自動で記録してくれるので安心です。例えばお子様の帰宅時の様子や宅配便の配達なども自動的に記録されます。
便利な機械音声応答

引用画像元:楽天
◎ 応対機能の特徴
・知らない来訪者には機械音声で対応可能
・用件を確認してから対応できる
・不審者対策としても有効
・直接応対したくない場合に便利
例えば「どちらさまですか?」といった定型文を再生できるので在宅中でも直接応対したくない場合に役立ちます。
小さなお子様がいるご家庭でも安全に来訪者の確認ができるのが強みです。
録画データの管理
録画をする際にSDカードはなくてもOKです。
ですがSDカードがあるとよりたくさんの録画が可能となります。
◎ 録画機能の詳細
・SDカード使用時:最大1200件の動画保存
・SDカード未使用時:30件の静止画保存
・日付や時間で簡単に過去の記録を確認可能
・1GBのSDカードで約100件の録画が目安
必要な映像をしっかり保存できるので不在時の来訪者確認にとても便利です。「いつ誰が来たのか」を後から確認できる安心感があります。
使いやすいインターフェース

引用画像元:楽天
◎ 操作性の特徴
・大きな操作ボタン
・見やすいメニュー画面
・直感的な操作が可能
・昼夜で音量調整可能
スマートフォンサイズの4.3インチ画面で操作もシンプル。お年寄りから小さなお子様までどなたでも簡単に使えるよう設計されています。
メリット・デメリット

次に2つのモデルのメリットとデメリットについて見ていきましょう。
TD-SM3010T-WSH(新型)のメリット
◎ モーションセンサーの調整が可能
・人通りや環境に応じて感度調整ができる
・必要な映像を効率的に記録
・無駄な録画を減らせる
◎ 充実の基本機能
・最大1200件の動画保存(SDカード使用時)
・夜間の赤外線LED撮影対応
・広角110度レンズ搭載
TD-SM3010T-WSH(新型)のデメリット
◎ 価格面
・モーションセンサー調整機能搭載により価格が若干高め
・基本機能のみ必要な場合はコスト面で旧型の方が優位
◎ 設定面
・最適なセンサー感度を見つけるまで調整が必要
・設置環境によって感度調整の試行錯誤が必要
モーションセンサーにそこまでのこだわりがなければ旧型でも十分なように筆者は思います。
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TD-SM3010-WSH(旧型)のメリット
◎ お求めやすい価格
・基本機能は新型とほぼ一緒
・価格差はモーションセンサーの有無だけなのでコスパ重視なら旧型の方が上
◎ シンプルな使い勝手
・設定や操作がシンプル
・特別な調整なく使える
TD-SM3010-WSH(旧型)のデメリット
◎ モーションセンサーの調整ができない
・感度が固定のため人通りが多い場所では不要な録画が増える可能性
・設置環境に合わせた細かな調整ができない
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基本的な防犯機能や録画性能は両モデルとも同じです。道路に面した玄関など人通りが多い場所ではセンサー感度を調整できる新型がおすすめします。
でも一般的な玄関であればシンプルで使いやすい旧型でも十分な性能を発揮すると言えるでしょう。
TD-SM3010T-WSHとTD-SM3010-WSHをおすすめする人しない人

次にこのテレビドアホンがどんな方に向いて、どんな方に向いていないのかを詳しく解説します。
その前にまず2つのモデルの主な特徴をおさらいしましょう。
TD-SM3010T-WSH(新型)をおすすめする人
◎ 設置環境にこだわりたい方
・道路に面した玄関に設置予定の方
・人通りが多い場所に設置する方
・必要な映像だけを効率的に記録したい方
◎ 以下のような環境で使用される方
・商店や事務所の入り口
・アパートやマンションの共用玄関
・人の出入りが多い場所
「通行人が多くて録画がすぐいっぱいになっちゃいそう…」 ということを心配している方は感度を下げることで必要な映像だけを記録できます。
「人の出入りが多いところに設置しても大丈夫…?」とお悩みの方はセンサーの感度調整で録画の頻度や録画する範囲をコントロールできます。
TD-SM3010T-WSH(新型)をおすすめしない人
以下のような方には合わないかもしれません。
・一般的な戸建ての玄関に設置する方
・人通りが少ない場所に設置する方
・シンプルな機能だけを求める方
他にも「複雑な設定は苦手…」という方やコスト重視の方は基本機能は新型と変わらないので費用対効果が高いかもしれませんので旧型をおすすめします。
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TD-SM3010-WSH(旧型)をおすすめする人
以下のような方には旧型をおすすめします。
◎ 標準的な使用を想定している方
・一般的な戸建て住宅にお住まいの方
・シンプルな操作性を重視する方
・コストパフォーマンスを重視する方
◎ 以下のような使用目的の方
・来訪者の確認が主な目的の方
・基本的な防犯対策として使用する方
・お子様の帰宅確認に使用する方
旧型はシンプルな基本機能に絞られているので子供やおじいちゃん、おばあちゃんでも操作に迷わないのがメリットとも言えます。
TD-SM3010-WSH(旧型)をおすすめしない人
以下のような環境での旧型の使用は考え直した方がいいかもしれません。
・道路に面した玄関がある方
・頻繁に人が行き来する場所に設置する方
・録画の無駄を減らしたい方
2つのモデルともに基本的な機能は同じなので設置場所に応じて選ぶことがポイントと言えます。
一般的な戸建て住宅であればシンプルで使いやすい旧型で十分な性能を発揮します。
ですが人通りが多い場所やより効率的な録画管理を良い場合はモーションセンサーの調整が可能な新型がより使い勝手が良いでしょう。
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Q&A
ここではよくある疑問にお答えしていきます。
Q1:モーションセンサーの感度調整は実際どのくらい効果があるの?
A:設置場所に応じて「高・中・低」の3段階で調整可能です。
例えば道路に近い玄関なら「低」に設定することで3m以上離れた場所の動きは記録されにくくなり、これにより通行人の無駄な録画を約半分に減らせる効果があります。
逆に死角になりやすい場所では「高」に設定することでより確実に人の動きを検知できます。
Q2:録画の保存期間はどのくらい?
A:SDカードの容量によって変わります。
1GBのSDカードで約100件の録画が可能です。つまり12GBのSDカードを使用すると最大1200件まで保存できます。
例えば1日平均10件の録画があった場合、約4か月分の記録を残せる計算になります。なお、SDカードがなくても呼び出し時の静止画を30件まで本体に保存できます。
Q3:どんな場所に設置できる?防水性能は?
A:IPX4等級の防水性能を備えているので軒下や壁面など一般的な玄関には安心して設置できます。ただし、直接雨がかかる場所は避けてください。
ちなみにIPX4とは防水性能のレベルを表しておりどの方向から水がかかっても内部に浸水しない程度の防水性能があることを示しています。
Q4:設置は業者に頼まないといけない?
A:既存のドアホンからの交換であれば基本的には自分自身での取り付けることができます。
ただし、以下のような場合は業者への依頼をおすすめします。
– 新規の配線工事が必要な場合
– 既存の配線が古い場合
– 電気工事の経験がない場合
Q5:夜間の映像はどのくらいはっきり見える?
A:両モデルとも赤外線LED機能を搭載しており夜間でも人の確認が可能です。暗くなると自動的に白黒撮影に切り替わり約2m先まではっきりと人物を識別。
これなら夜遅くに帰宅するお子様の様子も安心して確認できますね。
まとめ:TD-SM3010T-WSHとTD-SM3010-WSHの違いを比較
アイリスオーヤマのテレビドアホン2モデルを詳しく比較してきましたがそれぞれの特徴を最終的にまとめてみましょう。
- スマートフォンと同じくらいの4.3インチ画面
- 最大1200件の動画保存(SDカード使用時)
- 夜間の赤外線撮影対応 ・簡単な取り付けと操作性
「結局、どちらを選べばいいの?」という方へ、設置場所別におすすめをご紹介します。
新型のTD-SM3010T-WSHは人通りが多い場所での使用に特に強みを発揮します。モーションセンサーの感度調整機能により必要な映像だけを効率的に記録。
例えば道路に面した玄関やマンションの共用玄関、商店の入り口 といった場所での使用にピッタリです。
一方、旧型のTD-SM3010-WSHは一般的な戸建て住宅での使用に十分な性能を備えています。
人通りが少なく主に来訪者の確認や防犯用途として使用する場合はこのモデルで十分でしょう。
両モデルとも玄関先の安全を見守る優れた機能を備えています。設置場所の環境とどのような使い方をしたいかによってあなたに合ったモデルを選んでいただければと思います。


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