象印の炊飯器NW VC10とNW VE10はどちらも高機能なモデルで美味しいご飯を炊けることで人気です。両モデルとも強火で炊き続ける豪熱沸とうIHや、食感を選べる白米炊き分け3コース、そして最大30時間保温が可能なうるつや保温機能を備えています。
ただし、NW VE10は雑穀米や玄米専用メニュー・クリーニング機能が付いておりこれが大きな違いとなっています。
また、デザイン面ではNW VE10はブラックとホワイトの2色展開で選びやすく価格差はほぼないため機能とデザインを重視して選ぶのがポイントです。
以下は主な両モデルの主な違いとなります。
これらの詳細な比較については本文でさらに詳しく解説していますね。
目次
象印 炊飯器 NW VC10とNW VE10の違い
NW VC10とNW VE10はどちらも象印の多機能型の炊飯器ですがいくつかのポイントで違いがあります。それぞれの特徴を比較してどちらが自分に合っているかを見ていきましょう。
項目 | NW VC10 | NW VE10 |
---|---|---|
炊飯方式 | 豪熱沸とうIH | 豪熱沸とうIH |
白米炊き分けコース | ふつう・かため・やわらかめ | ふつう・かため・やわらかめ |
保温機能 | うるつや保温(30時間) | うるつや保温(30時間) |
雑穀米・玄米メニュー | なし | あり |
内釜 | 黒まる厚釜(1.7mm) | 黒まる厚釜(1.7mm) |
クリーニング機能 | なし | あり |
カラー | ブラウン | ブラック・ホワイト |
サイズ・重量 | 255x205x375mm・4kg | 255x205x375mm・4.1kg |
価格 | 17,000〜18,000円程度 | 17,000〜18,000円程度 |
雑穀米や玄米専用メニュー
NW VE10には雑穀米や玄米を美味しく炊き上げる専用メニューが搭載されており健康志向の方に最適です。
対してNW VC10にはこの専用メニューがないため白米中心の使用には十分ですが玄米や雑穀米を頻繁に炊く場合はNW VE10の方が便利です。
クリーニング機能
NW VE10には炊き込みご飯などの臭いが気になる場合に便利なクリーニング機能が搭載されています。これにより使用後のお手入れが簡単にでき清潔を保つことができます。
NW VC10にはこの機能がないため通常のお手入れが必要です。
デザインの違い
NW VC10はブラウン1色ですがNW VE10はブラックとホワイトの2色展開でキッチンインテリアに合わせて選びやすいのが特徴です。モダンなデザインを求める方にはNW VE10が人気です。
これらの違いを考慮して自分のライフスタイルに合った炊飯器を選びましょう。
NW VC10とNW VE10の共通点
NW VC10とNW VE10はそれぞれ特徴的な違いがある一方で、共通している機能も多くどちらも象印の高機能炊飯器です。以下は両モデルに共通する主なポイントです。
豪熱沸とうIHを採用
どちらのモデルも豪熱沸とうIHを採用しており強火で炊き続けることでお米の旨味を引き出します。
炊き上がりはふっくらとし毎回安定して美味しいご飯を炊けます。この技術により短時間でもしっかりと火が通りムラのない炊き上がりが実現します。
白米炊き分け3コース
「ふつう」「かため」「やわらかめ」の3つの炊き分けモードを搭載しており家族や個人の好みに合わせてご飯の食感を調整できます。しっかりとした食感が好きな方には「かため」、柔らかいご飯が好きな方には「やわらかめ」が選べます。これにより日々のご飯の食感を自由にカスタマイズできます。
うるつや保温機能
両モデル共に「うるつや保温」機能を搭載しており最大30時間までご飯を美味しく保温することが可能です。
保温中でもご飯が乾燥せず炊きたてのようなふっくら感を長時間維持できるため家事や仕事で忙しい日でも安心してご飯を楽しめます。
黒まる厚釜の内釜
どちらも「黒まる厚釜」(厚さ1.7mm)を採用しており釜全体に均一に熱を伝えることでご飯がムラなく炊き上がります。
内釜の厚さがしっかりしているため熱を蓄えながら効率的に炊飯できふっくらと美味しいご飯が炊き上がります。
エコ炊き機能
両モデル共に「エコ炊き」機能を備えており省エネで炊飯が可能です。
炊飯時の電力消費を抑えながらもしっかりと美味しいご飯を炊き上げることができ家計に優しく、環境にも配慮した機能です。
これらの共通機能によりどちらのモデルを選んでも毎日のご飯作りを快適にサポートし美味しく炊き上げることができます。
NW VC10とNW VE10の機能や特徴
ここではそれぞれの機能や特徴を詳しく紹介しどのような点が共通しているかまたどのように異なっているのかを解説します。
豪熱沸とうIH方式
両モデル豪熱沸とうIH方式を採用しており炊飯中に強火を維持することでお米の旨味をしっかり引き出します。この技術により米一粒一粒がしっかりと芯までふっくらと炊き上がり毎回安定した美味しさが得られます。
特に炊きたてのご飯の香りと食感が素晴らしいのが特徴です。
忙しい日でも短時間で美味しいご飯を炊けるので家事の合間にも便利です。
白米炊き分け3コース
「ふつう」「かため」「やわらかめ」の3つの白米炊き分けコースが搭載されています。
これにより家族や個人の好みに合わせて食感を調整することができます。
例えばしっかりした食感のご飯が好きな方は「かため」、柔らかいご飯を好む方は「やわらかめ」を選ぶことで毎回好みの炊き上がりを実現できます。
うるつや保温機能
どちらもうるつや保温機能が搭載されており最大30時間美味しいご飯を保温できます。
保温中もご飯の水分が保たれ炊きたてのようなふっくら感を長時間維持できるため炊き直しする必要がなく忙しい時に便利です。
内釜の違い: 黒まる厚釜
両モデルとも「黒まる厚釜」(厚さ1.7mm)を使用しており内釜全体に均一に熱を伝えることができます。これによりどの部分のご飯もムラなく炊き上がりしっかりとした食感が得られます。
釜の耐久性も高いため長く愛用できるのが特徴です。
ただし、NW VE10には炊き込みごはんの後の臭いが気になる場合に便利なクリーニング機能が付いておりこれがNW VC10との大きな違いです。
メニュー機能の違い
両モデルにはさまざまな炊飯メニューが搭載されていますが特にNW VE10は雑穀米や玄米専用のメニューを持っているのが特徴です。
これにより白米以外にも健康志向の方に最適な玄米や雑穀米をふっくらと炊き上げることができます。一方、NW VC10はシンプルなメニュー構成で白米をメインに使用する方に向いています。
デザインとカラーバリエーション
NW VC10はブラウンカラーのみのシンプルなデザインですがNW VE10はブラックとホワイトの2色展開でモダンなキッチンにもフィットするスタイリッシュな外観が特徴です。
インテリアにこだわりたい方やキッチンの雰囲気に合わせて炊飯器を選びたい方にはNW VE10が特におすすめです。
価格とコストパフォーマンス
NW VC10は比較的手頃な価格設定で基本的な炊飯機能を十分に備えながらコストパフォーマンスに優れています。
一方、NW VE10は多機能を搭載している分、価格がやや高めですが雑穀米や玄米メニューが付いていることやデザインの選択肢が多い点を考慮するとその価値があります。
これらの機能や特徴を考慮して自分の生活スタイルや炊飯のニーズに合わせた炊飯器を選ぶことが重要です。
メリット・デメリット
NW VC10とNW VE10はどちらも象印の優れた炊飯器ですがそれぞれにメリットとデメリットが存在します。ここではそれぞれのモデルの長所と短所を詳しく見ていきましょう。
NW VC10のメリット
- 価格が手頃: 同等の高機能モデルに比べてNW VC10は価格が比較的抑えられています。基本的な機能はしっかりしているためコストパフォーマンスを重視する方に最適です。
- シンプルで使いやすい: 雑穀米や玄米などの特殊メニューがない分、白米をシンプルに炊きたい方や操作を簡単に済ませたい方に向いています。
- 「うるつや保温」で長時間美味しさをキープ: 最大30時間の保温が可能で保温してもご飯の水分やふっくら感が失われません。特に忙しい方に便利です。
NW VC10のデメリット
- 機能が限定されている: NW VE10と比べて雑穀米や玄米の専用メニューがないためこれらのメニューを重視する方には物足りないかもしれません。
- デザインが1色のみ: ブラウン1色しかないためキッチンのインテリアに合わせた色選びができない点がデメリットです。
- 保温時の匂いが気になることがある: 一部の方から長時間保温した際に若干の匂いが気になるという口コミもあり頻繁に保温機能を使う方には注意が必要です。
NW VE10のメリット
- 多彩な炊飯メニュー: 雑穀米や玄米専用のメニューが搭載されているため健康志向の方や白米以外も楽しみたい方に最適です。
- デザインがスタイリッシュ: ブラックとホワイトの2色展開でキッチンのインテリアに合わせて選べるのが嬉しいポイントです。モダンでシンプルなデザインが人気です。
- クリーニング機能付き: 炊き込みご飯など炊飯後の臭いが気になる場合に便利な「クリーニング」機能を搭載しており内釜や炊飯器を清潔に保つことができます。特に臭いが気になる時に簡単にリセットできる機能は便利です。
NW VE10のデメリット
- 価格が高め: 雑穀米や玄米のメニューが追加されている分、NW VC10に比べて価格が高くなっています。コスト重視の方にはやや負担が大きいかもしれません。
- 保温時の酸化臭: 一部の口コミでは長時間保温した際に酸化臭が気になるとの声があります。特に保温機能を多用する方はこの点に注意が必要です。
- 炊き上がり時間がやや長い: 両機種ともに炊飯に時間がかかりますがNW VE10の方が少し時間が長く感じられることがあります。忙しい方にはこの点がデメリットになるかもしれません。
まとめるとNW VC10はコストパフォーマンスを重視しシンプルな炊飯機能が欲しい方に向いています。
対してNW VE10は多機能でデザインにもこだわりたい方や雑穀米や玄米を楽しみたい方に最適です。
NW VC10とNW VE10をおすすめする人しない人
ここではそれぞれのモデルがどんな人に向いているか、または向いていないかを解説します。
NW VC10をおすすめする人
- 価格を重視する方: NW VC10は同様の機能を持つ他の炊飯器と比べて手頃な価格設定でコストパフォーマンスを重視する方に向いています。
- シンプルな炊飯機能で十分な方: 雑穀米や玄米の炊飯を重視しない方、白米を中心に炊飯する方にはNW VC10のシンプルな機能がぴったりです。
- キッチンのデザインにこだわらない方: NW VC10はブラウン1色のみの展開でシンプルなデザインです。特にインテリアにこだわらない方にはこのモデルが適しています。
NW VC10をおすすめしない人
- 多機能を求める方: 雑穀米や玄米の専用メニューがないためこれらのご飯を頻繁に炊く方には不向きです。また、クリーニング機能がないため炊き込みご飯後のお手入れを重視する方には不十分かもしれません。
- デザインにこだわる方: キッチンのインテリアに合わせたカラーやデザインを重視する方には1色のみの選択肢が少ない点がデメリットです。
NW VE10をおすすめする人
- 多機能を求める方: 雑穀米や玄米を美味しく炊ける専用メニューが搭載されているため健康志向の方やさまざまな種類のご飯を楽しみたい方に最適です。
- デザインを重視する方: NW VE10はブラックとホワイトの2色展開でキッチンのインテリアに合わせた選択が可能です。モダンでスタイリッシュなデザインを求める方に向いています。
- お手入れが簡単な炊飯器を探している方: クリーニング機能が付いているため炊き込みご飯などで発生する臭いや汚れを簡単にケアできる点が便利です。
NW VE10をおすすめしない人
- シンプルな炊飯機能で十分な方: 雑穀米や玄米の専用メニューやクリーニング機能が不要な方にはこのモデルの多機能が無駄になることも。白米中心でシンプルな機能を求める方にはNW VC10の方が向いています。
- コストを抑えたい方: 多機能である分、NW VE10はやや価格が高くなるため価格を重視する方には不向きです。
まとめるとNW VC10はシンプルでコストパフォーマンスを重視する方に最適で、NW VE10は多機能を求める方やデザインにこだわりたい方に向いています。
Q&A
ここではNW VC10とNW VE10に関するよくある質問にお答えします。
Q1: NW VC10とNW VE10の最大の違いは何ですか?
A1: 最大の違いは雑穀米や玄米専用のメニューの有無とクリーニング機能の有無です。
NW VE10にはこれらの機能が搭載されていますがNW VC10にはありません。
デザイン面でもNW VE10はブラックとホワイトの2色展開でNW VC10はブラウンのみです。
Q2: どちらのモデルがコストパフォーマンスが良いですか?
A2: NW VC10は手頃な価格で基本的な炊飯機能を備えているためコストパフォーマンスに優れています。シンプルな炊飯機能が十分な方にはNW VC10が最適です。
一方、NW VE10は多機能でその分価格が高めですが雑穀米や玄米を頻繁に炊く方やお手入れを簡単にしたい方には価値があります。
Q3: 雑穀米や玄米を炊くことができるのはどちらですか?
A3: どちらのモデルでも炊けますがNW VE10には専用メニューが搭載されておりより美味しく炊き上げることができます。雑穀米や玄米を頻繁に炊く方にはNW VE10が便利です。
Q4: 保温機能に違いはありますか?
A4: 両モデルとも最大30時間美味しく保温できる「うるつや保温」機能を備えています。
保温時間が長くてもご飯がふっくらとした状態を保てるのでどちらのモデルも保温性能に優れています。
Q5: クリーニング機能はどちらに搭載されていますか?
A5: クリーニング機能はNW VE10に搭載されています。この機能を使うことで炊き込みご飯の後などの臭いを簡単に取り除き炊飯器を清潔に保つことができます。
NW VC10とNW VE10 違いのまとめ
象印の炊飯器NW VC10とNW VE10はどちらも美味しいご飯を炊くための高機能モデルですがいくつかの違いがあります。
最も大きな違いは雑穀米や玄米の専用メニューとクリーニング機能がNW VE10に搭載されている点です。これにより健康志向の方や炊き込みご飯の後のお手入れを簡単にしたい方にはNW VE10が適しています。
一方、NW VC10は価格がやや手頃でシンプルに白米を美味しく炊きたい方におすすめです。
どちらも価格帯は同じなので機能やデザインの好みに応じて選ぶのが良いでしょう。
健康志向や多機能を重視する方はNW VE10、シンプルな使い勝手を求める方はNW VC10がおすすめです。
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