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登山でアースカラーは危ないの?救助隊に見つけてもらえない色ってホント?

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この記事では登山でアースカラーのウェアを着ることが危ないと言われる理由と具体的な対策について解説します。

結論から言うとアースカラーのウェアは遭難時に発見されにくくなるリスクがあるため状況や場面によっては危険につながる可能性があります。

特に注意が必要なポイントは次の3つです。

  • 遭難時に救助隊から発見されにくくなる
  • 他の登山者から視認されにくく接触事故のリスクがある
  • 霧や雨など視界が悪い状況でさらに見えにくくなる

ただしアースカラーのウェアを持っているからといって今すぐ買い替える必要はありません。

正しい対策を知っておくだけで安全性を大きく高められます。

ここから先では危ない理由と具体的な対策をわかりやすく解説していきますね。

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登山でアースカラーが危ないと言われる理由

アースカラーとはカーキ/オリーブ/ブラウン/ベージュ/グレーなど自然の色に近いくすんだ色味の総称です。

これらのカラーはおしゃれで落ち着いた印象があるため普段着やアウトドアファッションとして人気が高い色合いです。

ただし登山という環境においてはこの「自然に馴染む色」が命取りになる場合があります。

遭難時に救助隊から見つけてもらいにくい

登山中に最も怖いのは道に迷ったり怪我をしたりして動けなくなる遭難です。

遭難した場合は救助隊がヘリコプターや徒歩で山中を捜索しますがアースカラーのウェアは木や岩や土と同系色のため上空や遠距離からほとんど見えません。

実際に登山の救助活動に携わる専門家からも「派手な色のウェアを着ていた方が発見が早かった」という声が多く報告されています。

また、発見が1時間遅れるだけで低体温症や脱水のリスクが大きく上がり、アースカラーのウェアを着ていることが直接遭難の原因になるわけではありませんが万が一のときの生存率に関わる重要なポイントです。

霧や雨の中で他の登山者から見えにくくなる

山の天気は急変しやすく晴れていた空が30分後には濃い霧に包まれることも珍しくありません。

視界が数メートルしかない霧の中ではアースカラーのウェアは背景の山肌や木々と溶け込んでしまい前を歩く人や後ろから来る人から認識されにくくなります。

特に狭い登山道では気づかずに接触してしまうリスクもあります。

視界が悪い状況ほどウェアの視認性が安全に直結するということを覚えておくと安心です。

日没後や樹林帯の中でさらに見えにくくなる

下山が予定より遅くなり日没後や薄暗い樹林帯の中を歩く状況になることがあります。

このような光量が少ない環境ではアースカラーはほぼ背景に溶け込んでしまい、夕方以降の樹林帯でカーキやオリーブのウェアを着た人はほとんど見えないといっても過言ではありません。

ヘッドライトを持っていても光が当たらない角度からは発見が非常に困難です。

特に危険なシーン別の解説

アースカラーのリスクはどんな登山でも同じというわけではありません。

状況によってリスクの大きさが変わるため以下のシーンは特に注意が必要です。

初心者や単独登山のとき

登山に慣れていない方や1人で山に入る方はリスクが高まります。

グループ登山であれば仲間が異変に気づいてくれる可能性がありますが単独登山では自分が倒れたときに発見されるまでの時間が長くなります。

単独登山×アースカラーは遭難時の発見難易度が最も高い組み合わせのひとつです。

初めての山や慣れていないルートではできる限り目立つ色を取り入れることをおすすめします。

天候が変わりやすい季節の登山

春の残雪期や秋の紅葉シーズンは天候が急変しやすく霧や雨が出やすい時期です。

紅葉の時期はオレンジや赤や茶色が山全体を覆うためアースカラーのウェアはさらに背景に溶け込みやすくなります。

それに秋山ではブラウンやカーキのウェアが紅葉と完全に同化してしまうケースがあります。

季節ごとの山の背景色を意識してウェアの色を選ぶ視点も大切です。

標高が高い山や稜線歩きのとき

森林限界を超えた稜線では木や草が少なく岩場や砂礫地帯が広がります。

グレーやベージュのウェアはこうした岩場の色と非常に近く上空のヘリコプターからはほぼ判別できないレベルで同化し、北アルプスや南アルプスなど3,000m級の山に挑む場合は特に視認性の高いウェアを意識することが重要です。

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アースカラーでも安全に登山するための対策

アースカラーのウェアをすでに持っている方も安心してください。

いくつかの対策を組み合わせることで安全性を大きく高めることができます。

対策1:ザックカバーやヘルメットを明るい色にする

ウェア全体を買い替えなくてもザックカバーやヘルメットなど上から見えやすいアイテムを目立つ色にするだけで視認性が上がります。

救助ヘリは上空から捜索することが多いため頭部やザック上部に赤やオレンジや黄色などの目立つ色を取り入れるのが効果的です。

ザックカバーは1,000〜2,000円程度で購入できるため手軽に対策できます。

対策2:レインウェアを明るい色にする

天候が崩れたときに着用するレインウェアを目立つ色にするのは非常に賢い選択です。

悪天候のときこそ視認性が重要になるためレインウェアだけでも赤やオレンジや黄色を選ぶと晴れているときはアースカラーのウェアで普段通りに過ごせて雨や霧のときに一気に視認性を上げられます。

レインウェアは防水性と視認性を同時に確保できる一石二鳥のアイテムです。

対策3:笛(ホイッスル)を必ず携帯する

視認性を補う手段として音による存在アピールも有効です。

登山用の笛は100m以上離れた場所でも音が届くものが多く視界が悪い霧の中や樹林帯では目で見るより耳で聞く方が早く発見につながる場合があります。

数百円から購入できるためザックやウェアのポケットに常備しておくことをおすすめします。

対策4:登山計画書を必ず提出する

万が一遭難したとき発見を早める最大の対策は登山計画書の提出です。

どのルートを歩く予定か何時に下山する予定かを事前に届け出ておくことで救助隊が捜索範囲を絞り込めるため発見までの時間を大幅に短縮できます。

登山口の届出ポストへの投函や警察署へのオンライン提出など方法は複数あります。

ウェアの色と関係なく登山をする全員が実施すべき基本的な安全対策です。

登山におすすめのカラーとは

ではアースカラー以外にどんな色が登山に向いているのかをまとめます。

視認性特徴
赤・オレンジ◎ 最も高い山の自然色と最も対比が強く遠距離でも目立つ。
救助現場でも最も発見されやすい色とされている。
黄色・ライム◎ 非常に高い明るさがあり霧の中でも視認しやすい。
雨天時のレインウェアとして特に有効。
青・紫○ 高い空の色と重なる場面もあるが緑や茶色の多い山中では比較的目立つ。
△ 場面による雪山では溶け込む。
夏山の岩場では目立つ場合もある。
カーキ・ベージュ・グレー✕ 低い山の自然色と同化しやすく遭難時の発見が遅れるリスクがある。

登山ウェアのプロや山岳救助の専門家の間では赤やオレンジが最も推奨されることが多く次いで黄色やライムグリーンが視認性が高いとされています。

おしゃれと安全を両立するならオレンジやライムグリーンのウェアは近年デザイン性も上がっているため検討してみる価値があります。

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Q&A

ここでは登山とアースカラーについてよくある疑問と回答をまとめてみました。

Q. アースカラーのウェアは登山に絶対NGですか?

絶対にNGというわけではありません。

低山ハイキングや整備された登山道を複数人で歩く場合はリスクが相対的に低いです。

ただし単独登山や天候が不安定な時期や高山での使用においてはザックカバーやレインウェアなどで視認性を補う対策を取ることが大切です。

持っているウェアをすぐに捨てる必要はなく対策をプラスすることで安全性を高めましょう。

Q. アースカラーが危ないと言われ始めたのはいつ頃からですか?

登山ウェアの色と安全性の関係は以前から専門家の間では指摘されていましたが、近年アウトドアファッションの流行でアースカラーのウェアを着て登山する人が増えたことで改めて注目されるようになりました。

また、SNSやアウトドア系メディアでおしゃれな登山スタイルとしてアースカラーコーデが広まったことが背景にあります。

ファッションとしての人気と安全性のギャップが「危ない」という声につながっています。

Q. 子供の登山ウェアはどんな色がいいですか?

子供の場合は特に目立つ色を選ぶことを強くおすすめします。

大人に比べて体が小さく木や岩の陰に隠れやすいため赤やオレンジや黄色など遠くからでもすぐに目につく明るい色が安心です。

また、子供用の登山ウェアは明るいカラーバリエーションが豊富なモデルも多いため選びやすいです。

親子で登山する際は子供だけでも目立つ色にしておくと万が一のときに早期発見につながります。

Q. 持っているアースカラーのウェアを活かしながら安全対策をするには?

最も手軽な方法はザックカバーを明るい色にすることです。

次にレインウェアを赤やオレンジにすることで悪天候時の視認性を大きく上げられます。

この2点だけで「上から見たときに目立つ」という最低限の安全対策をカバーでき、どちらも数千円以内で準備できるためウェアを全部買い替えるより現実的な方法です。

まとめ:登山でアースカラーが危ない理由と対策

今回は登山でアースカラーが危ないと言われる理由と具体的な対策について解説しました。

ポイントを整理すると以下の通りです。

  • アースカラーは山の自然色と同化しやすく遭難時に発見されにくくなる
  • 霧や雨など視界が悪い状況でリスクがさらに高まる
  • 単独登山や高山での使用は特に注意が必要

ただしアースカラーのウェアを持っているからといって今すぐすべて買い替える必要はありません。

  • ザックカバーを明るい色にする
  • レインウェアを赤やオレンジにする
  • 笛を携帯して音でも存在を知らせられるようにする
  • 登山計画書を必ず提出する

この4つの対策を組み合わせるだけで安全性は大きく上がります。

おしゃれな登山スタイルを楽しみながらも「もし何かあったときに見つけてもらえるか」という視点を少し意識するだけで登山はずっと安全になります。

家族や大切な人と一緒に山を楽しむためにもウェアの色という小さなことから安全対策を始めてみてください。

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