
愛猫のトイレ選びで迷っていませんか?
システムトイレ(2層式の固まらない砂+ペットシーツ)と従来の固まる砂を使うトイレ、どちらが愛猫と飼い主さんにとって最適なのでしょうか。
この記事で分かる重要なポイントを先にお伝えします。
システムトイレがおすすめな人
- 忙しい毎日を送る方(週1回のシート交換でOK)
- 多頭飼いの方(複数猫のトイレ管理が楽)
- 消臭効果重視の方(ニオイ菌99.9%抑制)
- 人気ブランド:デオトイレ、ニャンとも、楽ちん猫トイレ
Xでは『デオトイレ』を愛用する飼い主さんが『猫のニオイを気にするならデオトイレがおすすめ!』と絶賛する声が。システムトイレの消臭力に注目が集まっています。
固まる砂トイレがおすすめな人
- 初期費用を抑えたい方(本体価格が安い)
- 健康管理重視の方(毎日の尿チェックが可能)
- 猫の好み優先の方(多くの猫が慣れ親しんだ感触)
- 人気ブランド:エバークリーン、トフカス系、ペパーレット
さらに、システムトイレを選んだ場合でも「固まる砂」と「固まらない砂」のどちらを使うかという選択肢もあります。
システムトイレ内の砂選びも解説
- 固まらない砂(デオトイレ専用サンド等)→ 本来の機能を最大活用
- 固まる砂(システム用固まる砂)→ 従来砂に慣れた猫向け
ここから先では猫ちゃんのトイレ選びで悩むすべての飼い主さんに向けてどちらのトイレシステムがあなたの愛猫に合うのかをより詳しく解説していきますね。
目次
システムトイレとは?人気ブランドの詳細特徴
一般的にシステムトイレは上下2段に分かれた2層構造になっています。
上段にはすのこ状の底がありここに専用の猫砂(チップ)を敷きます。下段にはトレーがありペットシーツを敷くんです。
猫ちゃんがおしっこをすると上段の砂を通過して下段のペットシーツが吸収してくれます。
デオトイレ(ユニ・チャーム)- 最も信頼されるブランド
デオトイレ 快適ワイドは多頭飼いのレスキュー現場でも使われるほど信頼性が高いんです。
『猫がゆったり使える』と好評でした。『デオトイレ 消臭・抗菌サンド』がAmazonランキングで常に上位にランクイン。
デオトイレの詳細特徴:
- ニオイ菌99.9%抑制の高い消臭力
- 1週間分のおしっこをしっかり吸収
- サイズバリエーション豊富(快適ワイド、ハーフカバー、ドーム型)
- 本体価格:3,000~5,000円
- 専用サンド:4L約800円、8L約1,400円
- 専用シート:10枚入り約600円
ニャンとも清潔トイレ(花王)- レスキュー現場でも活躍
ニャンとも清潔トイレは天然素材でパワフルに脱臭なのが魅力。
耐久性を評価されています。すのこが広く、猫が動きやすいとの口コミが目立ちました。
ニャンとも清潔トイレの詳細特徴:
- 大きめの粒で飛び散りにくい
- 木の香りで自然な消臭効果
- すのこが広めで大型猫にも対応
- 本体価格:2,500~4,000円
- 専用チップ:2.5L約600円
- 専用シート:8枚入り約500円
楽ちん猫トイレ(アイリスオーヤマ)- コスパ最強
楽ちん猫トイレ RCT-530はコスパ抜群で初心者に大人気です。
楽ちん猫トイレ RCT-530はコスパ抜群で初心者に大人気でした。
楽ちん猫トイレの詳細特徴:
- 本体価格が安い(2,000円台~)
- 専用砂も他社より安価
- シンプル設計でお手入れ簡単
- 本体価格:2,000~3,000円
- パインサンド:3.5kg約400円
- 消臭サンド:6L約600円
システムトイレ用猫砂の詳細選び方ガイド
システムトイレを選んだ場合、専用の猫砂選びも重要なポイントになります。
デオトイレ専用サンド – 消臭力No.1
デオトイレ 飛び散らない消臭・抗菌サンド
『デオトイレ 飛び散らない消臭・抗菌サンド』が売れ筋ランキング上位!『ふんわり香る』タイプは香りが強いとの声もあります。ですが無香料タイプもあって選択肢豊富。
詳細ラインナップと特徴:
- 飛び散らない消臭・抗菌サンド(無香料):4L約800円 – 最も人気
- ふんわり香る消臭・抗菌サンド:4L約850円 – ナチュラルガーデンの香り
- 大容量タイプ:8L約1,400円 – 多頭飼い向け
- 約2ヶ月交換不要(1匹の場合)
- ニオイ菌99.9%抑制
- シリカゲル系で吸収力抜群
ニャンとも専用チップ – 自然な木の香り
ニャンとも 大きめの粒で飛び散りにくいチップ
『ニャンとも 大きめの粒』は木の香りが人気。飛び散りにくいと好評です。天然木材100%なので安心感も高いと人気。
詳細特徴:
- 大きめの粒:2.5L約600円
- 小さめの粒:2.5L約580円
- 天然木材100%使用
- 大きめの粒で飛び散り防止
- 自然な木の香りで消臭
- 約1ヶ月交換(1匹の場合)
アイリスオーヤマ – コスパ重視派の定番
パインサンド RCT-35 / 消臭サンド TIA-6C
Yahoo!ランキングでも上位の『パインサンド』。燃えるゴミOKでコスパ良し。『消臭サンド TIA-6C』はシリカゲル系で吸収力抜群との評価も。
パインサンドの詳細特徴:
- 天然木質ペレット使用
- 燃えるゴミとして処分可能
- 約1ヶ月交換(1匹の場合)
- 価格:3.5kg約400円(最安クラス)
- 松の自然な香り
消臭サンドの詳細特徴:
- シリカゲル+ゼオライトのW消臭
- クエン酸配合で除菌効果
- 約1ヶ月交換不要
- 価格:6L約600円
- 無香料タイプ
木質ペレット系 – エコ派に大人気
ホワイトペレット / ペレエコシックス
『ホワイトペレット』は吸収力が高くエコ。『ペレエコシックス』も環境志向の飼い主に選ばれます。大容量パックでコスパも最高クラスという評価も。
詳細特徴:
- 100%天然木材(針葉樹)
- おしっこで崩れて木粉状になる
- 燃料用ペレット転用でコスパ抜群
- ホワイトペレット:20kg約1,000円(超大容量)
- ペレエコシックス:20kg約1,200円(品質重視)
固まる砂からの切り替えで失敗しないコツ
猫の年齢別対応:
- 子猫(6ヶ月未満):比較的順応しやすい、2-3日で移行可能
- 成猫(1-7歳):個体差大、1-2週間かけてゆっくり移行
- 高齢猫(8歳以上):変化に敏感、3-4週間かけて慎重に移行
失敗しないための重要ポイント:
- 移行期間中は絶対に元のトイレを完全撤去しない
- 猫が新しいトイレで1回でも成功したら大げさに褒める
- ストレスサインが出たら一旦中止し、期間を延ばす
- 食欲不振や粗相が続く場合は元に戻す
固まる砂トイレとは?定番ブランドの詳細特徴
従来の固まる砂トイレは、トイレ容器に固まるタイプの猫砂を敷いて使います。
猫ちゃんがおしっこをすると砂が固まるので、その部分をスコップで取り除くシンプルな仕組みです。
エバークリーン – 世界中で愛される定番ブランド
エバークリーンは固まりが強く、掃除が楽と世界中で愛されています。
『エバークリーン使ったら他の砂に戻れない』という声が。固まる力が強すぎて取り除きやすいのが魅力のようです。
エバークリーンの詳細特徴:
- プレミアム(無香料):6L約1,200円 – 最高グレード
- ES(エクストラストレングス):6L約1,000円 – 強力タイプ
- 強力な凝固力でしっかり固まる
- 無香料タイプで猫に優しい
- 長持ちするのでコスパ良好
トフカスサンド・トフカスRee – おから素材でエコ派に人気
トフカスReeはおから素材でエコ志向の飼い主に好評です。
燃えるゴミ対応とトイレに流せる点が魅力。
トフカス系の詳細特徴:
- トフカスサンド(固まるタイプ):7L約800円
- トフカスRee(流せるタイプ):7L約850円
- おから素材で安全性が高い
- トイレに流せて処理が楽
- 燃えるゴミとしても処分可能
ペパーレット – 軽量で子猫におすすめ
ペパーレットは軽量でトイレに流せるので子猫に最適です。
『軽くて持ち運びが楽』『子猫でも掘りやすい』という印象。
ペパーレットの詳細特徴:
- 紙製で軽量(持ち運び楽)
- 燃えるゴミ対応
- 子猫に優しい感触
- 価格:7L約800円
システムトイレと固まる砂トイレの詳細比較
どちらのトイレシステムが良いのか重要なポイントを詳しく比較してみましょう。
比較項目 | システムトイレ | 固まる砂トイレ |
---|---|---|
初期費用 | 2,000~5,000円(本体) | 1,000~3,000円(本体) |
月額コスト | 800~2,000円(砂+シート代) | 400~1,200円(砂代のみ) |
掃除頻度 | シート交換:週1回 うんち取り:毎日 砂交換:月1回 | 固まり除去:毎日2-3回 全交換:2-3週間に1回 |
消臭効果 | ★★★★★ (シート+砂のW効果) | ★★★☆☆ (即時除去が重要) |
猫の好み | 慣れが必要な場合も (粒が大きめ) | 多くの猫が好む (自然な感触) |
飛び散り | 少ない(大粒で重め) | 多め(細かい粒) |
健康管理 | シートで色確認可能 | 固まりで色・量確認しやすい |
この比較表を見て「結局どっちが良いの?」と思った方も多いと思います。
詳しい選び方と明確な判断基準はこの先で分かりやすく解説していきますね。
あなたにぴったりの選び方:詳細ガイド
ここまでの情報を踏まえてどちらのトイレシステムがあなたの愛猫と生活スタイルに合うのでしょうか?
ざっくりですが忙しい人は『デオトイレ』の簡単メンテが好評。
予算重視なら『楽ちん猫トイレ』や『おからの猫砂』が人気のようです。
システムトイレがおすすめな人の詳細
◎ 仕事や育児で忙しい方
- 平日の掃除時間を大幅短縮したい
- 週末にまとめてお手入れしたい
- 朝の準備時間を短縮したい
- 出張や旅行が多い
◎ 多頭飼いの方
- 2匹以上の猫のトイレ管理が大変
- 臭い対策を重視したい
- コスパと手軽さのバランスを求める
- トイレの数が多い(3個以上)
◎ 消臭効果を最重視する方
- リビングなどにトイレを置きたい
- 来客が多い
- 臭いに敏感
- マンション住まい
- 初心者向け:楽ちん猫トイレ + パインサンド(月約1,000円)
- 消臭重視:デオトイレ + 専用サンド(月約1,500円)
- 天然素材派:ニャンとも + 専用チップ(月約1,200円)
- 超コスパ重視:楽ちん猫トイレ + ホワイトペレット(月約600円)
固まる砂トイレがおすすめな人の詳細
◎ 初期費用を抑えたい方
- 猫を飼い始めたばかり
- まずは手軽に始めたい
- 愛猫の好みを探りたい
- 学生や新社会人
◎ 健康管理を重視する方
- 毎日の尿の色や量をチェックしたい
- 愛猫とのコミュニケーション時間を大切にしている
- 変化にすぐ気づきたい
- 高齢猫や病気のリスクがある猫
◎ 猫の好みを最優先したい方
- 愛猫が固まる砂に慣れ親しんでいる
- 新しい環境への適応が苦手な猫
- 高齢猫で環境変化を避けたい
- 神経質な性格の猫
- コスパ重視:一般的なベントナイト砂
- 品質重視:エバークリーン
- 安全重視:トフカスRee
- 軽量重視:ペパーレット
切り替え時の詳細ガイドと注意点
一方で実際に猫ちゃんのトイレを急に変えるとストレスを感じることもあります。
そうなってしまうと猫ちゃんが可哀想なので段階的に移行するのがいいでしょう。
システムトイレへの移行方法
以下の手順で段階的に移行しましょう。
ステップ1:準備期間(1週間)
- 新しいトイレを既存トイレの横に設置
- 最初は電源を入れず、慣らすだけ
- 猫が近づいたらおやつをあげて良い印象を作る
ステップ2:混合期間(1-2週間)
- システムトイレに従来の砂を少量混ぜる
- 使用した砂の匂いを移して安心感を与える
- 両方のトイレを併用
ステップ3:完全移行(1週間)
- システムトイレでの使用を確認後、従来トイレを撤去
- 完全にシステム専用砂に切り替え
- 猫の様子を注意深く観察
口コミから見えた成功例と失敗例から学ぶ
ここでは口コミを見て印象に残った成功例と失敗例を紹介します。
システムトイレの成功例
多頭飼い主婦(30代、3匹飼い)の体験談:
「以前は固まる砂で1日5-6回掃除していました。デオトイレに変えてからは週末のシート交換だけで済み平日の負担が激減。初期費用15,000円は高かったですが時間的メリットが大きすぎます。3匹とも抵抗なく使ってくれて部屋の臭いも気にならなくなりました」
共働き夫婦(40代、1匹飼い)の体験談:
「ニャンとも清潔トイレを使用。朝のうんち取りだけで帰宅時も臭いません。木の香りが自然でリビングに置いても違和感がない。猫も木の感触を気に入っているようでよく砂かきしています」
固まる砂トイレの成功例
新米飼い主(20代、保護猫1匹)の体験談:
「エバークリーンを使っています。保護猫なので最初は警戒していましたが自然の砂に近い感触ですぐに慣れました。毎日の掃除で尿の色や量をチェックでき健康管理に役立っています。固まりが強いので取り除きやすく初心者の私でも簡単です」
高齢者(60代、長毛猫1匹)の体験談:
「トフカスReeを愛用。おから素材で安全だしトイレに流せるので処理が楽。長毛猫でも毛に絡みにくく掃除の際に固まった部分だけ取り除けば済むので毎日の作業が苦になりません」
よくある失敗例と具体的対処法
失敗例1:システムトイレを猫が使ってくれない
原因:粒が大きすぎて感触を嫌がる
対処法:
- 小粒タイプのシステム用砂に変更
- 従来の砂を少量混ぜて徐々に慣らす
- 両方設置して自然に移行させる
失敗例2:思ったより臭いが気になる
原因:シートの交換頻度が適切でない、または安価なシートを使用
対処法:
- 夏場は3-4日でシート交換
- 多頭飼いの場合は猫の数×2日で交換
- 高品質なシートに変更
失敗例3:固まる砂が固まりにくい
原因:安価な砂を使用、または湿気が多い環境
対処法:
- ベントナイト系の高品質な砂に変更
- 砂の厚さを5-7cmに調整
- 除湿剤をトイレ周辺に設置
よくある質問Q&A
Q1: システムトイレは本当に1週間臭わないの?
A: 1匹の場合、高品質なシート(デオトイレ専用シートなど)を使えば1週間は大丈夫です。
ただし以下の条件があります:
- 夏場(室温25度以上):4-5日で交換
- 多頭飼い:猫の数×2-3日で交換
- 大型猫や水をよく飲む猫:5-6日で交換
- 安価なシートの場合:3-4日で交換
Q2: 固まる砂から切り替える時、猫が使ってくれない場合は?
A: 以下の対処法を順番に試してください:
- 元の砂を30%程度混ぜる
- 小粒タイプのシステム砂に変更
- 木質ペレットではなくシリカゲル系に変更
- トイレの場所を変更
- 1ヶ月経っても慣れない場合は元に戻す
Q3: 多頭飼いの場合、トイレはいくつ必要?
A: 基本は「猫の数+1個」です:
- 2匹なら3個(最低でも2個)
- 3匹なら4個(最低でも3個)
- システムトイレなら猫の数と同じでもOK
- 階数が違う場合は各階に1個以上
Q4: コスパが良いのは結局どっち?
A: 期間と状況によって変わります:
- 短期(1年以内):固まる砂の方が安い
- 長期(2年以上):時間コストを考慮するとシステムトイレ
- 忙しい方:時短効果でシステムトイレがお得
- 多頭飼い:システムトイレの方が管理が楽で結果的にお得
Q5: 災害時はどちらが良い?
A: 固まる砂の方が災害時には有利です:
- シートが不要で砂だけあれば使える
- どんな容器でも代用可能
- システムトイレは専用シートが必要
- ただし、両方の予備を常備しておくのがベスト
Q6: 猫砂の保存方法と注意点は?
A: 正しい保存で品質を保てます:
- 湿気対策:密閉容器で保存、除湿剤併用
- 木質ペレット:虫がつく場合があるので冷暗所保存
- シリカゲル系:湿気で効果が落ちるので要注意
- 開封後:1-2ヶ月以内に使い切る
まとめ:愛猫にぴったりのトイレシステムを選ぼう
システムトイレと固まる砂トイレ、どちらにもそれぞれの魅力があることが分かりましたね。
最終的な選択基準をまとめると:
- 忙しい毎日を送る方
- 多頭飼いの方
- 消臭効果を最重視する方
→「システムトイレ」がおすすめです。
特にデオトイレは信頼性が高いです。初期投資はかかりますが長期的な時間コストを考えると十分にペイできます。
- 初期費用を抑えたい方
- 愛猫の健康管理を重視する方
- 猫の好みを優先したい方
→「固まる砂トイレ」が最適です。
エバークリーンなら強力な固まりで掃除も楽になりますし毎日の健康チェックも欠かせません。
迷った時の判断フロー:
- 平日の掃除時間は確保できるか? → No ならシステムトイレ
- 初期費用3,000円以上は大丈夫? → No なら固まる砂
- 猫は変化に敏感? → Yes なら固まる砂
- 多頭飼い(2匹以上)? → Yes ならシステムトイレ
- 消臭効果最重視? → Yes ならシステムトイレ
最終的な選択は愛猫の性格と飼い主さんのライフスタイルを総合的に考えて決めることが大切です。
どちらを選んでも愛猫が快適に使ってくれることが一番重要です。
愛猫の様子を観察しながら必要に応じて調整していけば大丈夫ですよ。
トイレ環境が整うことで愛猫も飼い主さんも今まで以上に快適な毎日を過ごせるはずです。
まずは愛猫の性格とあなたの生活スタイルを見直して最適なトイレシステムを選んでみてくださいね。
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