衣類乾燥機ED-60A4(2024年発売)と衣類乾燥機ED-608(2019年発売)の違いをご紹介します。
ED-60A4とED-608の主な違いは2つだけです
以下7つの機能は同じなのですがED-60A4の方は衛生面がパワーアップしています。
どっちがいいのかですが、
どのように違うのかを詳しくご紹介しますね。
目次
衣類乾燥機ED-60A4と衣類乾燥機ED-608の違いを比較
衣類乾燥機ED-60A4とED-608の違いを、わかりやすく比較表でご紹介します。
違う部分
ED-60A4(新型)とED-608(旧型)の違いを比較してみたら主な違いは2つだけでした。
それがこちらです。
まず、ドア部分への抗菌加工について詳しく紹介します。
ドア部分への抗菌加工
ED-60A4(新型)には1番よく触れるドア部分に抗菌加工が採用されています。
ドアに抗菌剤の樹脂を練り込むことで菌の活動を抑制しており、特筆すべきは菌の抑制率が99%以上ということです。
また、「抗菌加工」が施されることでのメリットは以下の3つが考えられます。
1. 衣類乾燥機の清潔さを保つため
衣類乾燥機は湿度の高い環境で使用することになります。
そのためカビや細菌が繁殖しやすい環境になるのでドア部分に抗菌加工を施すことでカビや細菌の繁殖を抑制し、衣類乾燥機の清潔さを保つことができます。
2. 衣類への菌の付着を防ぐため
衣類乾燥機は衣類を乾燥させるために温風を循環させます。
この温風によってカビや細菌が衣類に付着する可能性があります。
ドア部分に抗菌加工を施すことで衣類への菌の付着を防ぎ清潔な衣類に仕上げることができます。
3. 健康を守るため
カビや細菌は健康被害を引き起こす可能性があります。
ドア部分に抗菌加工を施すことでカビや細菌の繁殖を抑制し健康を守る効果が期待できます。
価格帯
価格.comや楽天で調べた限りED-60A4(新型)の価格は93,280円でした(2024/3/16時点)。
ED-608(旧型)の価格はバラツキがあるようで56,580円〜87,647円でした(2024/3/16時点)。
ED-608(旧型)は2019年の発売ということもあり在庫が少ないようなので気になる方は早めに調べておいた方が良いかもしれません。
ED-60A4(新型)とED-608(旧型)の共通点は?
ED-60A4(新型)とED-608(旧型)の共通している良い所をご紹介します。
乾燥容量・サイズ・重さ・カラー1種類(ホワイト)という部分は共通しています。
これら以外にも以下の機能をED-60A4(新型)はそのままED-608(旧型)から引き継いでいます。
詳しくご紹介しますね。
花粉フィルターの標準搭載
衣類についた90%以上の花粉を除去できます。
この機能により以下のメリットとデメリットがあります。
からみまセンサーでふわっとした仕上がりに
東芝独自の技術で衣類が絡むとセンサーが検知して絡みをほぐしふんわり仕上がるようにしてくれます。ふわっと仕上がっているという口コミも見られました。
この機能によりアイロンでシワを伸ばす等の家事負担を減らす事ができます。
ターボ乾燥で時短を実現
ターボ乾燥で乾燥スピードがどれほど変わるのかを表にしてみました。
以下はED-608(旧型)の情報から室温20度という条件で標準コース・おでかけコースとターボの乾燥スピードを比較した表です。
ターボにすれば時間の節約になることがわかります。
衣類の重さ | ヒーター | ||||
ターボー | 強 | 弱 | |||
標準 | 標準 | お出かけ | 標準 | お出かけ | |
1kg | 約55分 | 約65分 | 約80分 | 約100分 | 約115分 |
2kg | 約80分 | 約90分 | 約120分 | 約150分 | 約195分 |
3kg | 約110分 | 約125分 | 約150分 | 約210分 | 約250分 |
4kg | 約140分 | 約160分 | 約175分 | – | – |
5kg | 約170分 | 約200分 | 約225分 | – | – |
6kg | 約210分 | 約225分 | – | – | – |
ヒートパワー除菌と抗菌吸音ドラムによる菌の激減
これらの機能により衣類乾燥機内の菌が激減します。
ヒートパワー除菌により衣類の菌を退治し、菌が繁殖しやすいドラム内側の吸音シート部分には抗菌剤を練り込むことで菌の繁殖を抑えこむという仕組みです。
その結果、菌の減少率は99%以上になります。
音が気にならない設計(42dB/デシベル)
新型・旧型ともに42dBであることは確認できるのですが、ED-60A4(新型)の口コミがまだないのでED-608(旧型)の音に関する口コミを調べました。
結果、一部音が気になるという方がいましたが、概ね音は静かだと言っている方の割合の方が多かったです。
また、42dBの音の大きさが身近なものだとどのような環境で発生するのか調べたのですが42dBはかなり静かなようです。
具体的には以下の音量に例えられます。
以上のように42dBは騒音とは言い難い音量なので気になるレベルではないと思われます。
衣類の縮み低減機能
衣類の縮みは主に熱による繊維のダメージが原因です。衣類の縮み低減機能が付いていることにより衣類を乾燥させながら縮みを抑えることができます。
この機能には以下のようなメリットがあります。
1. 衣類の型崩れを防ぐ
衣類の縮みは衣類の型崩れにもつながります。
衣類の縮み低減機能付き衣類乾燥機であれば衣類の型崩れを防ぎシルエットを保つことができます。
2. 時間と労力を節約できる
衣類を干したり取り込んだりついたシワにアイロンをかけたりするのは時間と労力がかかります。
縮み低減機能があればこれらの手間を省くことができます。
また、外出中等で乾燥機から衣類を取り出す暇がなくシワがついてしまうこともありますが乾燥終了後4時間シワ付き防止運転によりシワがつかないようにする機能も用意されております。
月の電気代はいくら?
以下の前提をもとに月の電気代はいくらになるのか計算してみました。
・電気代単価は27円/kWh(日本の平均的な電気料金)
・消費電力は1220W(1.22kW) ※室内が30度の場合
・電気代 = 消費電力 × 使用時間 × 電気代単価
まず、1時間使用した際の消費電力を計算します。
1.22kW×1h= 1.22kWh
次に、これらの消費電力量に電気料金を掛けて電気代を計算します。
1.22kWh×27円/kWh = 32.94円
そのため毎日1時間使用した場合の電気代は1ヶ月で約837円(32.94円×31日)です。
週1回(月4回)使用する場合の月の電気代は1ヶ月で約132円(32.94円×4日)となります。
ただし、これは使用するモード・室温等の条件によって異なってきます。
これらの計算から分かるように大幅な電気代の値上がりはないと言えます。
衣類乾燥機ED-60A4(新型)はこんな人におすすめ
先にお伝えした通りED-60A4(新型)の特徴はドア部分への抗菌加工が新しく追加されたことです。
そのため2024年発売のED-60A4(新型)がおすすめな人は
衣類乾燥機ED-608(旧型)はこんな人におすすめ
2019年発売のED-608(旧型)がおすすめ人な以下だと言えます。
ED-60A4(新型)とED-608(旧型)の違い比較まとめ
ED-60A4(新型)とED-608(旧型)の違いを比較しました。
2つの違いは
この違いのみで以下の機能は新型・旧型に共通して備わっている機能です。
- 花粉フィルターの標準搭載
- からみまセンサー
- ターボ乾燥
- 抗菌吸音ドラムとヒートパワー除菌による抗菌作用
- 音が気にならない設計(42dB/デシベル)
- 縮み低減(乾燥終了後4時間シワ付き防止運転)
- 電気代
お値段で選ぶならED-608(旧型)がおすすめです。
より衛生面を重視したいなら、ED-60A4(新型)がおすすめです。
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