衣類乾燥除湿機F-YEX120B（2024年発売）と衣類乾燥除湿機F-YHVX120（2022年発売）の違いをご紹介します。
F-YEX120BとF-YHVX120の主な違いは5つだけです。
除湿能力や本体サイズに差はなく重量はほぼ同じなのですがF-YEX120Bの方が省エネ性能がパワーアップしています。
どっちがいいのかですが、
- 電気代を抑えたい方はF-YEX120B
- 大量の洗濯物を一気に乾かしたい方はF-YHVX120
どのように違うのかを詳しくご紹介しますね。
目次
衣類乾燥除湿機F-YEX120BとF-YHVX120の違いを比較
梅雨の時期や冬の寒い日に外に洗濯物を干すのは大変ですよね。
でも、パナソニックの衣類乾燥除湿機を使えばそんな悩みともさよならです！
ここでは「F-YEX120B」と「F-YHVX120」の違いを比較していきます。
まず主に違うところは5つあります。
次に主に違うことを詳しく追っていきます。
除湿方式の違いで省エネ性能に差が
| F-YEX120B | F-YHVX120 | |
| 除湿方式 | エコ・ハイブリッド方式 | ハイブリッド方式 |
F-YEX120Bは新開発のエコ・ハイブリッド方式を採用しておりこのエコ・ハイブリッド方式採用による消費電力の削減をF-YEX120Bは1番のウリにしています。
この方式は2つの冷却機構で効率的に除湿を行うため消費電力をF-YHVX120と比較し約69%も削減できるのが特徴です。
一方、F-YHVX120はハイブリッド方式を採用しておりF-YEX120Bほどの省エネ設計となっておりません。
消費電力の違い：F-YEX120Bは最大225W、F-YHVX120は最大715W
| F-YEX120B | F-YHVX120 | |
| 消費電力 | 最大225W(標準モード) 最大225W(速乾モード時) | 最大245W(標準モード) 最大715W(速乾モード時) |
衣類乾燥除湿機の消費電力はランニングコストに直結する重要なポイントです。
F-YEX120BとF-YHVX120では特に速乾モードで消費電力に大きな違いがあることがわかりました。
速乾モードとは、読んで字のごとく早く乾かす機能ですがF-YHVX120では90分で衣類を乾かすことができます。
しかし、F-YEX120BではF-YHVX120と比較して15分短縮し75分で乾かすことができるようになっているので、これは朝出勤前に少しでも早く衣類を早く乾かす必要がある場面等で重宝します。
ここで速乾モードを使う場合に電気代にどれだけ差が出るのか計算をしてみます。
まず、電気代を期間毎に表でまとめてみました。計算過程は後述しています。
| 期間 | F-YEX120B | F-YHVX120 |
| 1週間 | 170円 | 540円 |
| 1ヶ月 | 729円 | 2,316円 |
| 1年間 | 8,869円 | 28,185円 |
F-YEX120Bの消費電力は標準モードと速乾モードのどちらも最大225Wです。
一方、F-YHVX120は標準モードで最大245W・速乾モードでは最大715Wとモードによって大きく消費電力が変わります。
特に速乾モードでの消費電力の差は顕著で、F-YHVX120はF-YEX120Bの約3倍の電力を消費します。
これはF-YHVX120の高速乾燥機能を実現するためにより多くの電力が必要だからでしょう。
ただし、F-YHVX120の標準モードでの消費電力はF-YEX120Bとほぼ同等です。
そのため、速乾モードを使わない場合は両モデルの消費電力に大きな差はないと言えます。
そのため特に速乾モードをよく使う場合はF-YEX120Bの方が長期的なランニングコストを抑えられるでしょう。
一方、F-YHVX120は大容量で高速乾燥ができるのが魅力。
たくさんの洗濯物を一度に乾かしたい方や急いで洗濯物を乾かしたい方にはF-YHVX120が適しています。
なお、以下は電気代の計算過程となります。
- 1週間の電気代
225W × 4時間 × 7日 = 6,300Wh = 6.3kWh
6.3kWh × 27円/kWh = 170.1円 - 1ヶ月の電気代 (30日として計算)
225W × 4時間 × 30日 = 27,000Wh = 27kWh
27kWh × 27円/kWh = 729円 - 1年間の電気代 (365日として計算)
225W × 4時間 × 365日 = 328,500Wh = 328.5kWh
328.5kWh × 27円/kWh = 8,869.5円
- 1週間の電気代
715W × 4時間 × 7日 = 20,020Wh = 20.02kWh
20.02kWh × 27円/kWh = 540.54円 - 1ヶ月の電気代 (30日として計算)
715W × 4時間×30日 = 85,800Wh = 85.8kWh
85.8kWh × 27円/kWh = 2,316.6円 - 1年間の電気代 (365日として計算)
715W × 4時間 × 365日 = 1,043,900Wh = 1,043.9kWh
1,043.9kWh × 27円/kWh = 28,185.3円
本体サイズと重量は若干の差
| F-YEX120B | F-YHVX120 | |
| サイズと重量 | 370×583×225mm/13kg | 370×583×225mm/13.9kg |
本体サイズを比べると全く一緒になっております。
また、重量はF-YEX120Bが13kg、F-YHVX120が13.9kgとこちらはわずかな差がありますが両モデルとも一般的な衣類乾燥除湿機と比べるとコンパクトなサイズなので設置場所に困ることはないでしょう。
価格を比較：F-YEX120Bは71,280円、F-YHVX120は63,800円
| F-YEX120B | F-YHVX120 | |
| 価格 (税込) | 71,280円 ※2024/4/13時点 | 63,800円 ※2024/4/13時点 |
価格面ではF-YEX120Bが税込71,280円であるのに対し、F-YHVX120は税込63,800円となっています。
F-YHVX120の方が約7,000円ほど安価ですが両モデルとも高性能な衣類乾燥除湿機としては比較的リーズナブルな価格設定だと言えるでしょう。
ただし、価格だけでなくそれぞれのモデルの特徴や機能を考慮して選ぶことが大切です。F-YEX120Bは省エネ性能に優れ、連続排水にも対応しているため、長期的なランニングコストを抑えたい方におすすめ。
連続排水の対応で手間いらず
| F-YEX120B | F-YHVX120 | |
| 連続排水 | あり | なし |
連続排水機能の有無は衣類乾燥除湿機を使う上で大きな違いがあります。
連続排水機能がある場合（F-YEX120B）
連続排水機能がない場合（F-YHVX120）
例えば共働きの家庭で朝に洗濯物を乾燥させたまま外出し帰宅後に取り込むといった使い方をしたい場合は連続排水機能があるF-YEX120Bが適しています。
一方、家にいることが多く乾燥中にこまめに水捨てができる方なら連続排水機能がないF-YHVX120でも問題なく使えるでしょう。
このように連続排水機能の有無は使い方やライフスタイルに応じて選択する上で重要なポイントになります。自分に合ったモデルを選ぶことでより快適に衣類乾燥除湿機を使うことができますよ。
F-YEX120BとF-YHVX120の共通点は？
せっかく衣類乾燥除湿機を購入するなら自分のライフスタイルにぴったりの製品を選びたいですよね。でもF-YEX120BとF-YHVX120はどちらも優れた機能を持っているので迷ってしまうかもしれません。
そこでこの2つのモデルの共通点をチェックしてみましょう。
共通点を知ることでどちらを選んでも満足できる部分が見えてきますよ。
ツインルーバーで効率的な除湿を実現
F-YEX120BとF-YHVX120はともにツインルーバーを搭載しています。
このツインルーバーは上下2つのルーバーが独立して動くことで効率的に除湿できるんです。
例えば洗濯物を部屋干ししている場合、上のルーバーは洗濯物に直接風を当て下のルーバーは床面の湿気を取ることができます。これにより洗濯物はすばやく乾燥し部屋全体の湿気もしっかり取れるのでカビや臭いの防止にも役立ちます。
ナノイーXで清潔な空気を保つ
また、両モデルともナノイーXを搭載しています。
ナノイーXは水に包まれた微粒子イオンで空気中の菌やウイルスを抑制する効果があります。
梅雨の時期や花粉の季節は部屋干しをすることが多いですよね。
でも、室内の空気が汚れているとせっかく乾燥させた洗濯物に臭いがついてしまうことも。
ナノイーXならそんな悩みを解決してくれます。
衣類に付着した菌やニオイの元を分解し部屋干し特有の嫌な臭いを防いでくれるんです。
お子様の衣類も安心して部屋干しできますね。
パワフル除湿で梅雨の時期も安心
F-YEX120B、F-YHVX120ともに除湿能力は抜群でどちらも1日あたり12.5リットルの除湿が可能です。
これは洗濯物を1日に2回以上回せるほどの能力です。
梅雨の時期はなかなか洗濯物が乾かずに困ることがありますよね。
でも、この除湿力であれば少し時間がかかっても確実に乾燥できるので雨の日が続いても安心です。
また、部屋干しをすると湿気で部屋の中がジメジメしてしまうことがありますがそんな湿気もすばやく取り除けるので快適に過ごせます。
衣類乾燥除湿機F-YEX120Bはこんな人におすすめ
衣類乾燥除湿機はどなたにも便利な家電ですが特にF-YEX120Bは以下のような方におすすめです。
F-YEX120Bは新開発のエコ・ハイブリッド方式を採用しているため消費電力を約69%も削減できます。光熱費の高騰が続く昨今、電気代の節約は大きなメリットですよね。
また、このモデルは除湿能力が高いだけでなく衣類乾燥機能も優れています。
雨の日が続いて外に洗濯物を干せないときでも、F-YEX120Bなら快適に衣類を乾燥できます。
花粉の時期に外干しを避けたいご家庭にもぴったりです。
梅雨の時期や冬場は部屋の湿気が気になりますよね。
F-YEX120Bならすばやく湿気を取り除いてくれるのでカビや臭いの防止に役立ちます。
また、コンパクトなサイズなのでワンルームなどの狭いお部屋にも設置しやすいのがポイントです。
例えばペットを飼っている方ならペットの臭いが部屋に残ってしまうことがあります。
でも、F-YEX120Bを使えばペット臭をもすばやく取り除けます。
お客様が突然訪ねてきても部屋のニオイを気にせずに迎えられますね。
アパートの一室に住んでいる単身者の方だと洗濯物を外に干すスペースがないことがあります。
F-YEX120Bなら部屋干しでも衣類をしっかり乾燥できるので洗濯物を溜め込むことなく快適な生活が送れますよ。
衣類乾燥除湿機F-YHVX120はこんな人におすすめ
F-YHVX120は以下のような方にぴったりの衣類乾燥除湿機です。
F-YHVX120はエコ・ハイブリッド方式を採用していないので速乾モードを頻繁に使う場合だとF-YEX120Bより性能が劣ってしまいます。
しかし、F-YEX120Bと同じように最大12.5リットルの除湿能力を持っているのでたくさんの洗濯物を一度に乾燥できます。
そのため洗濯物の量が多いご家庭におすすめだと言えます。
また、梅雨の時期や雨が続く日はなかなか洗濯物が乾かなくて困りますよね。
F-YHVX120ならパワフルな除湿能力で部屋干しでもすばやく乾燥してくれます。
天気を気にせずいつでも洗濯できるのは嬉しいポイントです。
このようにF-YHVX120は衣類乾燥除湿器としては十分な機能を持っているので幅広い方におすすめです。
衣類乾燥除湿機F-YEX120BとF-YHVX120の違い比較まとめ
F-YEX120BとF-YHVX120の違いを比較しました。
5つの違いは
この違いのみで、十分な除湿能力を持っておりナノイーX機能を持ちわせています。
お値段で選ぶなら衣類乾燥除湿機F-YHVX120がおすすめです。
ですが速乾モードを頻繁に使う可能があれば圧倒的に電気代が安くなる衣類乾燥除湿機F-YEX120Bがおすすめです。
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