ダイキン空気清浄機 MCK504A(2024年発売)とダイキン空気清浄機 MCK554A(2024年発売)の違いをご紹介します。
MCK504AとMCK554Aの主な違いは3つです。
フィルター性能や使いやすさは同じですが新型のMCK554Aの方が空気清浄能力と加湿能力がパワーアップしています。
どちらを選べばよいかですが、
- 寝室や子供部屋など個室で使いたい方はMCK504A
- 広めのリビングや複数の部屋をまとめて清浄したい方はMCK554A
がおすすめです。
これからお部屋の広さや使い方に合わせてどちらの機種が最適なのか違いを詳しくご紹介していきますね。
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目次
ダイキン空気清浄機 MCK504AとMCK554Aの違い
まず、両機種の基本的な違いを表でまとめてみました。
比較項目 | MCK504A | MCK554A |
---|---|---|
適用床面積 | ~22畳 | ~25畳 |
最大風量 | 5.0m³/分 | 5.5m³/分 |
加湿量 | 460mL/時 | 500mL/時 |
フィルター | 静電HEPAフィルター | TAFUフィルター |
センサー | ニオイ | PM2.5・ホコリ・ニオイ |
価格 | 34,800円前後 | 48,800円前後 |
大きな違いは以下の3点です。
それぞれ詳しく解説していきますね。
適用床面積と清浄力の違い
MCK504Aは22畳、MCK554Aは25畳までと部屋の広さへの対応に違いがあります。
風量が0.5m³/分違うためより広いリビングや複数の部屋をまとめて清浄したい場合はMCK554Aの方が効果的です。
ただし、寝室や子供部屋など個室で使う場合はMCK504Aでも十分な清浄力を発揮します。加湿量も460mL/時と8畳程度の個室なら十分な加湿が可能です。
フィルター性能の違い
MCK504Aは静電HEPAフィルター、MCK554AはTAFUフィルターを搭載しています。
どちらも10年交換不要ですがTAFUフィルターの方が汚れが広がりにくくより長期間安定した集塵性能を維持できます。
ただし、普段のお手入れをしっかり行えば静電HEPAフィルターでも十分な性能を発揮します。2週間に1回の掃除機がけだけで清浄効果を保てます。
<補足>
HEPAフィルター(MCK504A)
- 標準的な高性能フィルター
- 時間とともに汚れが広がる可能性あり
TAFUフィルター(MCK554A)
- HEPAフィルターの進化版
- 汚れが広がりにくい新素材使用
- より長期間安定した性能を維持
どちらも基本性能(0.3μmの粒子を99.97%除去)は同じですがTAFUフィルターの方が長期使用時の性能維持に優れています。
センサー機能の違い
MCK554AはPM2.5センサーが追加されより細かな粒子まで検知できるようになりました。花粉やハウスダストが気になる方はきめ細かな検知ができるMCK554Aがおすすめです。
ただし、MCK504Aもニオイセンサーを搭載しており日常的な空気の汚れは十分に検知できます。タバコの煙や料理の匂いなども素早く感知して清浄運転を開始します。
MCK504AとMCK554Aの共通点
両機種の共通する特長は以下の通りです。
ストリーマ技術による高い除菌・脱臭力
両機種ともダイキン独自のストリーマ技術を搭載しています。
ストローマ技術を例えるのであれば汚れを「すりつぶして消してしまう」ようなイメージです。他の空気清浄機が汚れを「集めて溜めておく」のと違って根本から解決してくれます。
お子さまのいるご家庭でも安心して使える技術で花粉症対策や受験生のいるご家庭での使用にも最適です。料理の後やペットのニオイも素早く消臭できるのでリビングでの使用にもぴったりです。
10年間フィルター交換不要の経済性
両機種ともフィルターの交換が10年間不要という大きな特長があります。長期間使用しても余計な出費がかからず経済的です。
2週間に1回、掃除機でホコリを吸い取るだけの簡単なお手入れで性能を維持できます。忙しい子育て世代のご家庭でも手軽にケアができるのが魅力です。
使いやすさを考えた設計
両機種とも日々の使用を考えた設計がなされています。L字プラグ採用で壁付けがしやすく上部からの給水で水タンクの出し入れもラクラク。
高さ70cmのスリムなデザインは和室や洋室問わず設置場所を選びません。タッチパネルとリモコン操作にも対応しお子様からご年配の方まで簡単に使えます。
充実した運転モード
花粉やハウスダストが気になる季節に便利な「花粉運転モード」や電気代を抑える「節電運転」など、生活シーンに合わせて選べる運転モードを搭載しています。
就寝時には静音運転も選べるので寝室での使用も快適。お子様の勉強時間や在宅ワークにも静かな環境で集中できます。
安心の清潔機能
加湿フィルターの除菌や水タンクの清潔維持など衛生面への配慮も両機種共通の特長です。
銀イオンカートリッジやストリーマ除菌により加湿時の雑菌の繁殖も防止。お子様やご年配の方がいるご家庭でも清潔な加湿が行えます。
MCK504AとMCK554Aの機能や特徴
ここではそれぞれの機能と特徴を見ていきます。
空気清浄の基本性能
両機種ともダイキンの最新技術を搭載しています。PM2.5や花粉、ハウスダストなどを99.97%除去できる高性能フィルターを採用。
8畳の空気を清浄するのにMCK504Aは13分、MCK554Aは11分かかります。リビングなど広い部屋で使う場合は清浄スピードの速いMCK554Aが効果的です。子供部屋や寝室など個室での使用ならMCK504Aでも十分な性能を発揮します。
加湿機能について
気化式加湿方式を採用し過加湿の心配がありません。
気化式加湿方式…洗濯物が自然に乾くのと同じ原理で水を含んだフィルターに風を当ててお部屋の空気を優しく潤す方式。熱や蒸気を使わないので赤ちゃんがいるお部屋でも安心して使えます。加湿しすぎることもないのが特徴です。
加湿量は以下の通りです。
MCK504A
- プレハブ住宅:~13畳
- 木造住宅:~8畳
- 加湿量:460mL/時
MCK554A
- プレハブ住宅:~14畳
- 木造住宅:~8.5畳
- 加湿量:500mL/時
冬場の乾燥対策やお子様の健康管理に最適なきめ細かな加湿制御が可能です。
省エネ性能と運転音
両機種とも静音設計で最小運転時は19dBと非常に静か。寝室での使用も快適です。
消費電力は以下の通りです。
MCK504A
- しずか運転:6W
- 標準運転:13W
- ターボ運転:57W
MCK554A
- しずか運転:6W
- 標準運転:19W
- ターボ運転:70W
自動で空気の汚れを検知し必要な時だけパワフル運転するので電気代の節約にもなります。
一般的な空気清浄機の消費電力はモデルや運転モードによって以下のような範囲です。
- (弱):約5-10W 通常運転
- (中):約15-25W 強運転
- (強):約40-80W
お手入れの簡単さ
両機種とも定期的なお手入れは2週間に1回の掃除機がけだけ。フロントパネルを外さずにお手入れができるので忙しい子育て世代でも手間なくキレイを保てます。
水タンクは上部から給水できる設計でお手入れもラクラク。加湿フィルターも抗菌加工されているので清潔に使用できます。
メリット・デメリット
ここではそれぞれのメリット・デメリットを見ていきます。
MCK504Aのメリット
- 手頃な価格
34,800円前後と高性能空気清浄機としてはコストパフォーマンスが優れています。 - 十分な清浄能力
22畳までの空間に対応し一般的な個室やリビングでの使用に十分な性能を発揮します。 - 静音性
最小運転時19dBと静かで寝室での使用に最適です。 - シンプルな操作性
基本的な機能に絞られているため操作がわかりやすく高齢の方でも使いやすい設計です。
MCK504Aのデメリット
- センサー機能の制限
ニオイセンサーのみでPM2.5センサーは搭載されていません。 - やや低めの加湿能力
加湿量が460mL/時と広い空間では少し物足りなさを感じる場合があります。
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MCK554Aのメリット
- 高い清浄力
25畳対応で風量5.5m³/分と広い空間でも効果的に空気を清浄できます。 - 充実したセンサー機能
PM2.5やホコリも検知できる高性能センサーを搭載しきめ細かな空気管理が可能です。 - パワフルな加湿
500mL/時の加湿能力で広めの空間でも快適な湿度を保てます。 - 高性能TAFUフィルター
汚れが広がりにくく長期間安定した性能を維持できます。
MCK554Aのデメリット
- 価格が高め
48,800円前後と家計への負担が大きくなります。 - 消費電力が若干高め
ターボ運転時の消費電力が70Wとやや電気代がかかります。
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共通のメリット
- フィルター10年交換不要
長期使用でもランニングコストを抑えられます。 - 簡単なお手入れ
2週間に1回の掃除機がけだけで性能を維持できます。 - スリムなデザイン
置き場所を選ばないコンパクトな設計です。
MCK504AとMCK554Aをおすすめする人しない人
ここではそれぞれがどのようなタイプの人におすすめなのか見ていきます。
MCK504Aをおすすめする人
- コスパを重視する方
予算を抑えながらも高性能な空気清浄機をお探しの方に最適です。34,800円という価格でダイキンの基本性能をしっかり備えています。 - 寝室や子供部屋での使用を考えている方
22畳までの適用床面積は、個室使用には十分な能力です。静音設計で就寝時も快適に使えます。 - シンプルな操作性を求める方
基本機能に絞られた設計でお年寄りやお子様でも簡単に操作できます。
MCK504Aをおすすめしない人
- 広いリビングで使用したい方
25畳以上の広い空間では清浄力が若干不足する可能性があります。 - PM2.5の監視を重視する方
PM2.5センサーが搭載されていないためより細かな粒子の監視が必要な方には不向きです。
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MCK554Aをおすすめする人
- 空気の質にこだわりたい方
PM2.5センサー搭載でより綿密な空気管理が可能です。花粉症やアレルギーでお悩みの方に特におすすめです。 - 広めの空間で使いたい方
25畳までの適用床面積と5.5m³/分の風量でリビングなど広い空間でも効果的に使えます。 - 加湿性能を重視する方
500mL/時の加湿能力があり乾燥が気になる方におすすめです。
MCK554Aをおすすめしない人
- 予算を抑えたい方
48,800円という価格は家計への負担が大きくなる可能性があります。 - 個室専用で使用する方
寝室や子供部屋など個室専用ならMCK504Aで十分な性能が得られます。
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どちらの機種でも満足できる人
- 基本的な空気清浄を求める方
どちらの機種も花粉やハウスダストへの対策は十分な性能があります。 - メンテナンスの手軽さを重視する方
両機種とも2週間に1回の簡単なお手入れで性能を維持できます。
Q&A
ここではよくある疑問に答えていきます。
Q1. フィルターの交換は本当に10年間不要なの?
A: はい、基本的に10年間交換不要です。
ただし定期的なお手入れ(2週間に1回の掃除機がけ)は必要です。タバコをよく吸う環境やペットを多く飼っているご家庭では使用環境によって10年より早く交換が必要になる場合があります。
Q2. 赤ちゃんがいる部屋でも使えますか?
A: はい、安心して使用できます。
気化式加湿方式を採用しているため過加湿の心配がなく清潔な加湿が可能です。また、運転音も静かなので赤ちゃんの睡眠を妨げることもありません。
Q3. 電気代はどのくらいかかりますか?
A: 1日(24時間)使用した場合の目安は以下の通りです。
MCK504A:標準運転で約9.7円/日
MCK554A:標準運転で約14.2円/日
自動運転モードを使用すれば必要な時だけパワフル運転するのでさらに電気代を抑えることができます。
Q4. キャスターは付いていますか?
A: いいえ、標準では付属していません。
移動が必要な場合は別売りのキャスター(約3,340円)をご購入ください。ただし、本体が軽量(9.5kg)で持ち運びもしやすい設計になっています。
Q5. 置き場所に気をつけることはありますか?
A: はい、効果的な空気の循環のために壁から20cm以上離して設置することをおすすめします。また、カーテンやソファーなどの障害物から離して設置するとより効果的に空気を清浄できます。
ダイキン空気清浄機 MCK504AとMCK554Aの違いまとめ
ダイキン空気清浄機MCK504AとMCK554Aの違いについて詳しく比較してきました。
最も大きな違いは適用床面積と価格です。
MCK504Aは22畳・34,800円、MCK554Aは25畳・48,800円と約14,000円の価格差があります。
お部屋の広さによって最適な機種が変わってきます。
22畳以下の空間ならコストパフォーマンスの高いMCK504Aがおすすめです。
一方、広めのリビングや複数の部屋をまとめて清浄したい場合はパワフルなMCK554Aが効果的です。
両機種ともダイキンの基本性能である「ストリーマ技術」「10年フィルター」「簡単お手入れ」を備えています。また、静音設計で寝室でも快適に使用できスリムなデザインで置き場所を選びません。
選び方のポイントは
- 22畳以下の個室使用→MCK504A
- 25畳までの広いリビング→MCK554A
- 予算重視→MCK504A
- 空気の質にこだわり→MCK554A
お子様の健康や花粉症対策など空気環境を改善したいご家庭にどちらの機種もおすすめできる商品です。ぜひ、ご家庭の状況に合わせて最適な機種をお選びください。
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